2007年9月17日 VS桜美林大学

  1Q

2Q

3Q 4Q TOTAL
東海大学
0
0
7
6
13
桜美林大学
10
0
0
0
10
桜美林大戦観戦レポート

昨年は3部との入替戦にまで落ち込んだ桜美林大。少数部員のチームながら僅か9ヶ月の間に大変貌を遂げてきました。シーズン第1戦では昨年の2部Aブロック1位だった学芸大に21-17で勝利し、その勝利の勢いをもったまま今回の東海との試合となりました・・・。
今回の東海vs桜美林の試合の前日(9/16)に、桜美林の選手(私が高校のコーチした生徒)と高校の試合会場で会い「明日は勝ちに行きますよ」(去年は東海とは試合したくないとまで言って弱気だったのに・・・)と自信ありげに話をしたので、なんとなく嫌な予感はしていたのですが、試合開始早々その予感が現実のものとなっていくのを目の当たりにすることになりました・・・。

9/17は残暑厳しく日中は強い日差しで、暑かったものの、試合開始が5時過ぎだった為に非常に心地よい試合観戦となりました。しかし部員が少数の桜美林としては絶好の打倒東海日和となってしまいました。
試合開始早々、桜美林のUPの早いダイブ、スピードのあるオプションが面白いようにゲインします。東海ディフェンスは4-4の形を取るも、速いオープン展開にOLBがカバー出来ずロングゲインされます。オプションの展開だけで第1Q早々にタッチダウンを決められました。その後も東海ディフェンスがなかなか対応できず、オプションプレーをじわじわ出され、第1Q終了近くに東海自陣10YD付近で4ダウンで残り1、2YDという場面が訪れました。それまでのランプレーのゲイン内容からすると楽にフレッシュが取れる距離でしたので、ギャンブルをするものと思われましたが、桜美林ベンチはFGを選択しました。ここでプレーをされていたら勝利は無かった事でしょう。

一方、オフェンスは今春の立命館戦のような苦しい展開になりました。OLが桜美林のDLを押し切れずに東海のキープレーであるブラストが出ず苦しいプレーコールが続きます。恐らく桜美林も東海のキープレーであるTBの中のランプレーを止める事が試合展開は自分達に有利になると、的を絞っていたように感じますが、見ていて中が止められた時のプレー展開があまり用意周到に出来ていなかったようにも感じました。
前半を0-10で終えました。