2010年5月30日 桜美林大学戦
1Q |
2Q |
3Q | 4Q | TOTAL | |
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東海大学 |
0
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0
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6
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0
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6
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桜美林大学 |
0
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14
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0
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0
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14
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2010年度春シーズン、桜美林大学との試合が行われました。レポートが届きましたので掲載します。
観戦レポート
5月の月末にしては肌寒い風が吹く中、東海大学ホームグランドにて桜美林大学とのオープン戦が行われた。
試合前の練習を見ると、桜美林大学の選手数の少なさが目に付く。25人もいないのではないだろうか・・・高校のチームかと思ってしまうくらいだ。
試合はトライトンズの攻撃から。やはり日体大戦同様にラインがスプリットし、ワンバックの体型を使用し、中のランプレーを2回するもゲイン無く、3-ロングでオプションピッチもゲイン出来ずパント。
桜美林の攻撃は自陣40yから。ショットガンから中のランプレーでゲインを奪い、ファーストダウンを更新し、トライトンズ陣に攻め込むもホールディングの反則とファンブルでパント。
トライトンズは自陣16yからの攻撃。中のランプレーはあまりゲイン出来ないが、QBキープでファーストダウンを獲得する。しかし、このシリーズ中にホールディング、パーソナルファールの反則があり、結局はパント。
桜美林は自陣45yからの攻撃。ショットガンからの中、オープンのランでゲインを重ね、最後は完全フリーになったレシーバーへパスが通りTD。TFP成功。
0-7
何とか1部の意地を見せたいトライトンズ。続く攻撃でまずは追いつきたいところ。
トライトンズ自陣31yからの攻撃。
ダイブフェイクからのQBキープでファーストダウンを獲得するも、次の攻撃でホールディングの反則の後にファンブルロスト。
攻撃陣が空回りしているように見えてならない。
桜美林の攻撃は敵陣42yからの絶好の位置から。中、オープン、QBキープと使い分けながら攻め込み、最後は中央のランプレーでTD。TFP成功。
0-14
第2Qも終盤になり、何とか追いつきたいトライトンズ。
自陣41yからのトライトンズの攻撃。中央のランプレー、QBキープを試みるもあまりゲイン出来ず、3-7 yでパスをするもインターセプト。
続く桜美林の攻撃は何とか押さえ、パント。
第3Qにトライトンズは意地を見せて、1TDを返すも、TFP失敗。
6-14
そのまま一進一退をくり返し、試合は6-14で終了した。
来ているOBからはオフェンスについてはやはりラインのスピリットが今のチームに適しているのかという疑問の声が上がっていた。
今回の桜美林大は日体大のようにLBをラッシュさせていなかったが、中のランプレーを中心にプレーを組み立てるも殆んど出ず、唯一数回出たのがQBキープだけであった。
かたくなにこだわる事も大切だとは思うが、この春の段階では一回毎の反省と修正は必要なのではないだろうか。一時期のキッキングのラッシュのフォーメーションの事が思い浮かばれてならない。
日体大戦と同様にプレーの種類も極端に少なく、相手Dにとってはとても的を絞りやすい・・・基本的にはQBの足の1歩目が出た方のプレーであり、全てモーション方向のプレーであった。
ディフェンスのウィークポイント(フォーメーション・人)を作って、突いて行くことはオフェンスの常套手段のはず。その意図を今は秋に向けて隠していると思いたい。
ディフェンスについては、前半はラインが力負けして中のランプレーが出されたのが目に付いたが、後半は対応出来るようになったので良かった。とは言え桜美林大のオフェンスの半分は両面であることを考えると、やはりこれも大いに反省すべきところはあると思う。
また、今回は反則の多さが目に付いた。互角の相手との試合はミス、反則が命取りになる事を今まで何回も目の当たりにしてきた。早急に対策するべきだと思う。
次回試合は6/12(土) 16:00- アミノバイタルフィールドにて中部地区の強豪名城大学と試合です。
この春最後の試合、一丸となって勝利を勝ち取ってもらいたい。
OB・OGの皆さん。是非応援をお願いします。