2007年5月27日 VS立命館大
1Q |
2Q |
3Q | 4Q | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|
東海大学 |
6
|
0
|
6
|
7
|
19
|
立命館大学 |
14
|
25
|
21
|
7
|
67
|
5/27 アミノバイタルスタジアムにて日本大学戦が行われました。20期八木氏より観戦レポートが届きましたので掲載いたします。
観戦レポート
5/27 11:00- アミノバイタルフィールドにて立命館大との定期戦が行われました。
五月晴れと言うには暑すぎる気温の中、たくさんの観客でスタンド埋まりました。先週の日大戦に続きこの試合にもたくさんのOBが来ていただきました。遠く関西からは木村さん、また仕事の途中でスーツ姿で駆けつけていただいた落合さん、去年引退した新OBになった人たちも集団で来てくれました。中にはやはり関西からの人もいるとか、もちろん「ミスターパーフェクト」守谷さんもいらっしゃっています・・・OBにとってはストレスのたまる試合であったとは思いますが・・・応援ありがとうございました。これからもスタンドでの応援よろしくお願いします。
立命館オフェンスは名物RITS GUNだけではなく、Iフォーメーションも使い多彩なプレーを仕掛けてきました。
試合開始早々にオープンのランプレーでタッチダウンを奪われたものの、直後のキックでリターンタッチダウンを決め反撃。しかし、その後の立命のラン、パス織り交ぜた攻撃を止める事が出来ず、得点を積み重ねられました。
東海オフェンスも第1Qからショットガンフォーメーションを織り交ぜた攻撃で立命ディフェンスに挑むものの、ゲイン出来たと思ったら反則があったりとやはりリズムに乗れません。
東海のキープレーである中央のランプレーも、アップバックの早いダイブは何とかゲインできるものの、時間のかかるブラスト系のプレーはラインのブロックが持ちこたえることが出来ず、ディフェンスラインに囲まれてしまいます。
ランプレーがなかなか出ない状況のため、パスを試みるもやはり苦しい展開になってしまいます。特にドロップバックからのパスはボールがなぜか浮いてしまう傾向があるように感じました。
一方、ディフェンスは要所要所ではQBサックなどのいいプレーもあったのですが、日大戦以上にタックルミスが多く、最初に確実にタックルしていればロスなのに、タックルミスの連続でロングゲインになったものが何回も見られました。全てが頭から落ちてしまう姿勢のタックルをしているせいだと感じました。
この試合を見ていて感じたことは、立命館のランプレー特にオープンプレー時のブロック(コンテインへのブロックも)のうまさです。リードブロッカー、ブロッカー等がどのルート、タイミングでボールキャリアーが走るのか、すごく事細かに理解し、自分がどの位のスピード、タイミングでブロックしたらいいかがよく理解しているという印象を持ちました。
よく、フットボールは「ブロック」と「タックル」がすべてと言われますが、この基本の「差」が一番の立命との違いであったように感じました。オープンのプレーもあと1人ブロックが出来ていればという場面が数回ありました。
また、モーションからのランプレーもかなり出されてしまいましたが、東海のディフェンスがマンパワーのバランスに対応出来ていないように感じました。
日大、立命館と強豪2校との連続した試合でしたが、得られたものは大きかったのではないでしょうか。いい点も悪いところもこの2試合ではっきりしたはずです。
2試合観戦して思ったことは、秋に向けてオフェンス、ディフェンス共にパスに対する能力を上げていくことが大切だと思いました。
残りあと2試合ありますが、秋に向けて更に成長できるように1日1日を大切に取り組んでもらいたいと思います。