2009年5月10日 VS立命館大学

1Q

2Q

3Q 4Q TOTAL
東海大学
0
0
0
0
0
立命館大学
10
14
21
21
66

 

 

立命館大学との定期戦が行われ、レポートが届きましたので掲載します。

観戦レポート

5/10(日)アミノバイタルフィールドにて、定刻通り11:00に試合が開始されました。
この日は全国的に夏日となり、太陽はジリジリ照りつけ、まるで9月初旬の公式戦の様な暑さになりました。
対する立命館大パンサーズは、説明するまでも無く前回のライスボウルでパナソニック電工を破り、日本一に輝いたチームであります。
今期日本一となった時のスターターの4年生を大量に欠きながらも、この春のオープン戦は既に日大に快勝し、選手・スタッフ・学生スタッフで総勢180名を越える層の厚さからか、不安要素を微塵も感じさせない順調な滑り出しをみせています。

昨期、念願の1部残留を果たした、我がトライトンズ。これまでのパンサーズ定期戦成績は、既に11連敗となっている事もあり、急所を突いて一矢報いたいところ。
先日の専修大に快勝している勢いをぶつけてもらいたい。

パンサーズは選手全員は遠征してきておりません。恐らく半分より少し多いくらいではと思われますが、それにしてもトライトンズに比べ人数の多さが目に付きます。
試合はトライトンズの攻撃から。ランプレーで前進を試みるもパンサーズDラインに完全に止められ、オープンプレではロスタックルされパント。
対するパンサーズはエースQBと思っていた#11ではなく、スターターは三島高校出身のQBが出てきました。トライトンズには三島高校出身がエースRB堀井君始め多数います。
きっとグランドでは猛烈なライバル心がぶつかっていた事でしょう。

試合はパンサーズが全くトライトンズに付け入る隙を与えません。オクラホマ大から得ているフットボールの知識を生かし、ノーハドルで淡々とフレッシュ、得点を重ねていきます。それでもトライトンズのディフェンスはオフェンスがフレッシュを取れずすぐに出番が回ってくる苦しい状況が続きましたが、要所要所では良く止められたと思います。
しかし、後半バテてくるとタックルミスが目立ったので、今後の課題にしてもらいたいと思います。
スタンドから見ていて実感したのは、パンサーズのDラインの「ストレートバック」のきれいさです。体のサイズや体力に物を言わせたフットボールではなく、いかに基本を徹底してやっているかが良く感じられました。
試合は0―66と大敗しましたが、日本一のチームの強さ、技術力、知識を身を持って知りえた事は必ず実りある物になることでしょう。

大先輩であり、OBでは誰よりトライトンズの試合を応援に来ている松田さんが仰っていましたが、「東海は殆んどのラインがブロッキングベストを着用しているが、他チームのラインはしていない選手(今シーズンでは専修・立命も)が多い。昔から東海は暑さに弱くなっているが、後半動けなくなるのは暑い日にベスト着用しているのも一因となっているのではないか」という事です。現役は一度考慮する必要があるように思いますがどうでしょう。