2012年5月6日 立命館大学戦



1Q

2Q

3Q 4Q TOTAL
東海大学
0
0
0
0
0
立命館大学
6
14
14
10
44

 

2011年度春シーズン、立命館大学との試合が行われました。レポートが届きましたので掲載します。

※ 掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

 

観戦レポート

5月6日(日) 立命館大学BKC(琵琶湖・草津キャンパス)クインススタジアム Kick Off:11:00。試合結果――0 : 44立命館大学Panthersの勝利。

 TRITONSは5日(土)の早朝バス2台に分乗して湘南校舎を発ち、約7時間をかけて会場入りし試合に備えたと聞く。

 試合開始時は雨。緑美しい天然芝のフィールド故、足場は大丈夫。
 TRITONS攻撃から入る。1st PlayはプロI隊形からのFBの中央――ロングゲインでこそなかったが「これならイケルンチャウカァ~!」と思わされた。スタート・ヒット・ドライブの一連に鋭さと意欲を感じ取ることができた。(Football経験者ならおわかりになるアレですよアレ)事実として立ち上がりのシリーズTRITONS Offenseは立命館守備を押していました。久方振りに胸躍りましたよホンマ。
 自陣20ydsから始めたシリーズをグイグイと更新していったんです。
そして敵陣40yds付近だったでしょうか。4th Down 1。早々にギャンブルに挑んだんですね。通常ならこんなギャンブルはしない筈ですが、チームの勝利に対する執念として私は胸が高鳴りましたけど。……が、しかしプレイの開始までに秒数がかかり、あわやディレー・オブ・ゲームの反則寸前にタイムアウト。仕切りなおして再度ギャンブルしたのですが更新ならず。「アチャ~」ですよ。惜しい!悔しい!ナニやっとんね~ん!
かわってTRITONS Defense。いいんですよ。集束が速いんです。Football経験者なら誰でもおわかりになるアレが出ているんです。立命館OLなんて誠に巨大なんですが、それを打ち破ってPenetrationするんです。物凄く攻撃的でっせホンマ。立命館Offenseを完璧にシャットアウトできるまでには及ばずながらも、粘り強く十分に苦しめておりました。

雨中に開始されたゲームでしたが、第1Qの途中、鈴鹿山地の方角に稲光と雷鳴が轟きまして中断、待機。ゴロゴロと一度聞こえたら30分間の待機とする関西リーグの取り決めなんだそうです。
もしもこれで試合中止となったならば……と懸念もしたのですが、雷神様が海神に気を使ってくれたのか再開。お天道様も配慮してくれたのか天候も薄日が差すまでに回復。

この時点で、東海0:立命6。
善戦しているTRITONSなのですが、立命館パンターのキックが素晴らしくゴール前に押し込まれるなどもあり前半終わって、東海0:立命20のスコア―。
後半の開始はキック・カバーから。これが駄目でした。立命館大学のリターンTD。カバーチームの足に伸びがなく、ブロッカーを抜けられない。これは今後の大きな課題だろうか。出鼻をくじかれた格好となり、第3Qだけで21得点を許してしまった。
このまま崩れるようなFootballになってしまうのか。と、懸念しましたが、第4Qには再びTRITONSは粘りをみせた。Offenseはどうにも思うように進めないが、Defenseは最後まで奮闘。相手FGだけの得点におさえた。

試合結果は大差である。この事実は認めざるを得まい。けれどもTRITONSには往年の必死さや闘志が再燃しつつあるように伺われたんですホンマ。
5月12日(土)にはアミノバイタルフィールドにて日本体育大学との一戦があります。OB・OG諸氏おかれましては、是非ともTRITONSの再興の経過を直に確かめていただきたいと願う次第であります。

13期 山田 諭(京都在住)