2007年5月20日 VS日本大学
1Q |
2Q |
3Q | 4Q | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|
東海大学 |
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
日本大学 |
21
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14
|
13
|
7
|
55
|
5/20 アミノバイタルスタジアムにて日本大学戦が行われました。31期新海が観戦レポート書かせていただきます。
観戦レポート
天気のよい日曜日、観客の方もかなり多くいらっしゃる中で、13:50キックオフとなりました。私は今年初めての観戦だったので、先日の日体大戦同様、勝利してほしいと思いました。
試合は東海リターンで開始しました。最初のシリーズはFirst Downをとれず、そのままパントです。日大伝統のショットガンに対し、必死にパスディフェンスをしますが、ロングパスでTDされてしまいました。開始約4分後のことでした。
その後は、日大のショットガンに振り回される形となってしまい、最終的には第1Qで3本のTDをとられてしまいました。東海もパス攻撃を行うもなかなかつながらず、また大事な場面でのミスも重なり、点の取れない苦しい展開でした。
ディフェンスもショットガンに対してブリッツディフェンスで対抗しますが、ショートパスを要所要所で決められ、前半は35-0で終了しました。
後半に入り、前半の流れを断ち切ってほしいと思いましたが、なかなか波に乗れず、苦しい展開でした。日大は1年生を出場させるなどもしていますが、その選手にもいいように活躍されてしまい、なかなか思うようなオフェンス、ディフェンスができませんでした。また、後半に入り、審判への暴力(故意かどうかはわかりませんでした)ということで、ディフェンスの要の選手が退場するなど、さらに苦しい展開となり、結局は0-55という残念な結果で試合が終了しました。
試合が終わっての正直な感想は、こんなにも差があるのだろうか?ということです。実際に日大のショットガンは非常に強力なオフェンスだと思いますし、ディフェンスもラインを中心に大きな選手がそろっていましたが、東海大の選手のスキルがあれば、もっと攻め込めて、もっと防げたのではないか?と思います。そこで私が気になったのは選手のモチベーションです。試合前の様子から、試合中の顔つき、試合後の様子と、気迫が感じられる場面が少なかったように感じました。偉そうなことをいえる立場ではありませんが、もっと勝ちたい!という気持ちを前面にだし、がむしゃらに戦う姿を見たいと私は思います。そうすれば、結果がついてくるのではないかとも思います。
今年こそ秋のシーズンを全勝で勝ち抜き、入れ替え戦に確実に勝利してもらいたいと思っています。そのためにも選手とコーチが一丸となって、勝利することを目指してほしいと思います。
以上、日大戦のレポートでした。
その他の感想
- 1試合通して感じたことは、オフェンスは得意とする中央のランプレーを止められての行き詰まり。ディフェンスは数年前から各試合レポートでも指摘があったパスディフェンスが出来ていないことだと思いました。
- 今回見ていて、今後の課題として思ったこと
オフェンス- 得意の中央のプレーが止まったときの対処。全体的に今回の試合はオープンのプレーが少なかったように感じました。
- FDを確実に取りに行くタイミングパス。
- タイミングの早いプレーアクションパス。
- 全体的にパスが浮いてしまっていました。ワイドレシーバーへの5ydフックパスなどはインターセプトの危険大です。
- やはり今の東海のオフェンスはラインが勝たないとしんどくなります。ラインは頑張りましょう!!
ディフェンス
- パスディフェンスの確立。今回特にフリーで通されたのは5ヤードアウト(ディレーで出て来るものも含めて)。ゾーン、マンツーマン共に秋に向けて精度を高めてもらいたいと思います。
- 今回の試合はタックルミスが目立ちました。また、タックルミスをしてしまう原因として単独のタックルが多く、逆に東海のボールキャリアーが日大の白いユニフォームに囲まれて真っ白になってしまうことが多く見られました。
全体
- 負けているのにハーフタイムで笑っているスターター選手がいました。前OB会長の飯田さんが、まだ東海が1部にいる頃から危機感を持って仰っていたことです。
- 審判に暴力行為をしたということで、1名退場になりました。故意なのか偶然なのか詳細は分かりませんが、故意でない事を願うばかりです。